未知、満ちる。
人によって思考回路がぜんぜん違うのっておもしろいな、ってこのごろよく思う。
たとえば、
小さな秘密を打ち明ける。
ささいな悩みを相談する。
他愛もない話題を振る。
それに対して、別段意識することもなく、ごく自然に返ってきた言葉たち。
そこに、自分とは違う角度から照らされた世界を垣間見る。
気をつけているつもりでも、いつのまにか一点ばかりをじいっと見続けてることが多いのだ、わたしは。
だから、自分の考えをいろんな人にどんどん話していきたい、と最近思い始めた。
ばかにされるんじゃないかっていう不安よりも、それを聞いた相手の話から得られるものの方が、大抵うんと大きいから。
これまで赤の他人として生きてきた人と出逢って、仲良くなる。
初めての経験をする。
知らない場所に足を踏み入れる。
新しい扉が開くように、次々と世界が広がってゆく。そのたびに、まだまだ知らないことだらけなんやなって改めて気づかされる。
ちいさなコミュニティの中できらきらして見える人は、そんな世界をたくさん持っていることが多いのだ、きっと。
毎日少しずつ変わってゆく。知らない自分に出逢って、自分が更新されていく。
それって、すごくおもしろい。
9月に届いたあいこめの文章が、ずっと心に残っている。
『こんな風に思える人生は素晴らしい。
楽しい悲しい悔しい嬉しい寂しいをもっと感じて生きていきたい。』
わたしも、そんなふうに生きていきたい。
『感情はあたしの意思を超えて揺れる』
笑っちゃうくらいいつもそうで、嬉しいも苦しいもものすごく振れ幅が大きくて振り回されっぱなしなのだけれども、
だからこそ感じられること、考えられることがあるのかもしれない。
彼女の言葉に、いつもいつも力をもらう。
本当に落ち込んでる時って打開策すら思い浮かばないから、結局元気な時に読み返すことが多いんやけども。笑
全然まとまっていませんが
すこし前から一転して、
人生って楽しいなと思い始めた
単純なわたしの話です。
未知から既知へ、
びびらずにどんどん進んでいこうと思う。