わたしらしさに彩りを。

日々のよしなしごとを綴ります。食べることとaikoと言葉をこよなく愛する女子大生。

春過ぎて

 

自転車を漕いでいてしたたるほどの汗をかいたのは、
今年に入って今日がはじめてだったように思う。


そこらじゅうに、夏のはじまりが満ちている。

 


ひとつの足掻きを終えることができた。


最近うわあっと書いていたものを 無事〆切に間に合わせることができたので、

郵便局の人に「お願いします」と手渡すと
暑いおもてに出て、大きく息をついた。

 

思っていたほどの達成感はなかった。


もっと直せたんじゃないか

もっと磨けたんじゃないか


そんなふうに思ってしまう。

 

評価されたい 結果が欲しくて吐きそう。

でも そんなじょうずに物事は運びません、
もっともっと足掻いて闇雲にやってから言え

と、甘い自分に喝を入れる。

 


ともあれ ひとつの区切りとして、
ちょこっとだけ自分へのご褒美をあげよう。


髪の色を変えてメイクを変えて、気分がいい。

今日は、久しぶりに
カフェの新規開拓をすることに決めた。


ずっと行ってみたかった町家カフェに向かう。

 

坂道だなんて聞いてない。

緩やかな長い坂道がどこまでも続く。


むわりとした湿気を沢山ふくんだ空気と

照りつけるほどではないといえ
容赦なく覆いかぶさって来る白い日射し。


暑い。

汗が流れる。

自転車を漕ぐ。

降りて手で押そうかと思う。

でもなんだか願掛けするような気持ちになって、

あごの下まで流れる汗もそのままに
一生けんめい自転車を漕いだ。

 

坂道のてっぺんに着くと、自転車屋さんが目に入った。

すみません、空気入れお借りしていいですかと店の奥に声をかけると、

自転車屋さんのお兄さんが、気持ちよく「やりますよー」と言って
わたしの自転車に空気を入れてくれた。


強面と思ってごめんなさい、
すごく嬉しかったです。

 

おかしいなあ この辺のはずやけど、と

いつもの相棒(Googleマップ)を片手に
いつものごとく しばらく周辺をうろうろしていると、


あった。

 

心地よい空間にはゆるやかな時間が流れている。

ああ来てよかった 坂道がんばってよかった、と思う。

 

朝からフレンチトーストしか食べていなかったので
なにか食事にしようと思ったのだけれど、

やっぱり我慢できなくてパンケーキにした。


久しぶりのパンケーキ新規開拓。
わくわくする。


ほどなくして運ばれてきた。
おおきなパンケーキが、4枚もお皿に乗っかっている。


思うさま、ほおばる。

咀嚼する。

ああ、しあわせだと思う。

 

生クリームの甘さが脳みその真ん中へんに届いた瞬間、
ふいに涙が出そうになったのでびっくりした。


なんだか、凝り固まっていた部分がほどけたような感じがしたのだった。


がんばったね

と、ちょっとだけ自分を褒めてあげた。
今だけちょっと甘やかしてあげる。

 


そういえば、ブログを始めるきっかけができたのも

パンケーキを食べている時だったなあと思い出した。


素敵な空間でおいしいおいしいパンケーキを食べているうち どんどん文章が浮かんできて、

書きたくて仕方なくなったので慌ててメモをとり、その記録として

そうだ、ブログやろう。

と、始めたのだった。

 

 

今日だってそう。

泣きながら書き上げた、その直後にも
やっぱりやりたいことは書くことで、

何をしていても次々と文章が浮かんでくる。

 


誰にも頼まれていないのに。

なんの役にも立ちやしないのに。

自己満足に過ぎないのに。


残念ながら、
そんなことは書かない理由にはならなくて。


ああ わたしは本当に書くのが好きだー、と
痛いくらいに強く思う。

 

せいぜい不恰好に足掻いてみるから、
どうかお願いだから、どこかの誰かに届きますように。


言葉で心を動かせますように。


本を書く人にわたしはなりたい。

 


みんなと違うことをするのは、多分しんどい。


でもやりたいことやるならきっと、
それくらいの覚悟はいるんだな

 

楽だとか「みんなと一緒」とかじゃなくて、

しんどくても自分がやってて楽しいと思える方を
わたしは迷わず選び続けたい。

 

って言ってますよ。

ちゃんとがんばれよ わたし。

 


そんな話。


最後まで読んでくださって
ほんとにありがとうございました。

 

 食べる ということ - わたしらしさに彩りを。

 

広告を非表示にする