わたしらしさに彩りを。

日々のよしなしごとを綴ります。食べることとaikoと言葉をこよなく愛する女子大生。

良質なものを身に付けたい ということ


最近、切実に思うことがある。

自己投資にお金をかけたい、とりわけ、良質なものを身に付けたい、ということである。


デザインや流行、それと安さ。これまではだいたいそんな基準で身に付けるものを選んできた。洋服然り、アクセサリー然り、化粧品もまた然り。
けれども大学生になって一年半、最近ようやっと気づいたのである。

値段は飾りじゃない、高いものにはちゃんとそれなりの価値があるのだと。

たとえば洋服。これまでは欲しいものがあると、似たデザインのより安いものを探して購入することが多かった。
一概には言えないが、しかしそうして手に入れたものはたいていすぐダメになる。
家に帰ってよくよく見ると糸がほつれていたり、数回洗濯すると襟ぐりが伸びてきたり(これはわたしのせいかもしれないが…)、すぐに生地が薄くなってしまったり。

 

数ヶ月前、友人に連れられて行ったのをきっかけに、たびたび藤井大丸に足を踏み入れるようになった。白状してしまうと、わたしが普段着ているものより、ワンランクないしツーランクほど価格帯が上のブランドばかりである。

良質なものは素材からして違うのだと、ハタチのわたしは目の覚める思いがした。勿論常識的な知識は持ち合わせていたが、肌でそれを実感したのである。
なんだこの手触りの良さは。なんだこのしっかりした縫製は。「わー、かわいい」なんて店員さんに相づちを打ちながら、内心それどころではなかった。
わたしもこんなものを身に付けたい。その想いは日増しに大きくなるばかりである。

あくまでも今のわたしにとって重要なのは、他者の目線ではない。ただ「このブランドの服を着ている自分」を買いたいのだ。
良いものを着ている、という自信。それが自身のモチベーションに繋がるのなら、自己満足万歳である。


実は昨日、わたしの憧れリストに入っているお店で、はじめてお買い物をした。
決してめちゃくちゃに高いわけではない。むしろ普段使いしている子も多いようなブランドであるが、それでもわたしはとても嬉しかった。

明日はそれを着ておでかけする予定。今からわくわくしている始末である。
けど、しあわせってこんなもん。