わたしらしさに彩りを。

日々のよしなしごとを綴ります。食べることとaikoと言葉をこよなく愛する女子大生。

大切な人たちのこと 2

 

 

今年度に入ってから、一人で過ごす時間が圧倒的に多くなった。

 

高校生までは家族と一緒に暮らしていたし、

毎日学校に行くから絶対クラスメイトや部活の友達と話すし、

誰とも会わずに過ごす日なんて、思えば一日もなかったんじゃないかと思う。

 

大学生になって、一人暮らしを始めた。

それでも一、二回生の頃はだいたい毎日授業やサークルがあって、

そのほとんどは友達と一緒だったから、

やっぱり誰とも会わずに過ごすことはほとんどなかった。

 

 

しかし、大学三回生になって。

 

転学科をした。

これまでみたいに友達とわいわい受けられる授業は皆無になり、

ほぼ一、二回生ばかりの中で、一人で受講することが多くなった。

授業数が減り、学校に行く日も少なくなった。

自分の中身のことでいっぱいいっぱいになってしまうのでサークルに顔を出すことも減った。

気が付けば、誰とも会わず、誰とも話さずに一日を終えることもあるのだった。

 

 

一人でいるのはわりと性に合っているし、好きだ。

本を読んだり文章を書いたり、一人遊びが好きだから、

結構長いこと退屈せずに過ごしていられる。

 

でも、それと寸分たがわぬ強さで、わたしは寂しがりなのだった。

 

そんなことないと言ってもらえることもあるけれど

わたしは人と接するのがあまりじょうずではないと思っていて、

だからあまり慣れない人と話した後なんかは特に、

激しい自己嫌悪に襲われることもしばしばである。

 

そんなふうになるくらいなら一人でいる方が楽だし、

誰にも嫌な思いをさせずに済む。

そう思ってしまうから、ますます一人でいるようになっていた。

 

 

でも。

 

一人に慣れてしまったから、ちょっと億劫だなあと思いながら

それでも重たい腰を上げ、

逢おうと言ってくれる大切な人たちに逢いに行くと。

 

 

ふわあっと世界が広く見える。

 

大げさなようで、本当である。

普段いかに狭い視野で生きていたのか、そのたび思い知らされる。

 

 

「実は根がネガティブ選手権」なんてものがあれば

少なくとも京都府代表くらいまではいけるんじゃないかと思っているわたしの

そのネガティブな部分は、だいたいが一人でいるときに構築されるものである。

 

そう、わかってるんやけど。

わかってるくせにいじいじ考えてばっかいるから

ますます加速するんやって知ってるんやけど。

 

 

 

大切な人たちへ。

 

(もう自分の一部に近いのでこれだけで一記事書きたい)aikoや、

そのaikoのおかげで出逢えた人たち。

 

うまく言葉にできない部分まで汲み取ってくれる、

こんなにたくさんの人がいる中でよく出逢えたねって思う人たち。

 

 

いろんな人がいて、似てるようでみんな考え方が違ってて、

それぞれ楽しそうだったり苦しそうだったりするけど、でも、

みんなすごくがんばって生きてるんやなあって思う。

 

逢うたびに思う。

話すたびに思う。

わたしの周りには、というかわたしの好きな人たちには、

漫然と今を消化して生きてる人なんて一人もいない。

 

だから、すごく好きです。

出逢うべくして出逢った人たちだなあと思う。

心底そう思う。

 

いつもいつも励まされる。

ああ わたしももっとがんばろうと思う。

 

昨日もありがとう。

今日もありがとう。

 

わたしも誰かにとってのそんな人になれますように。

どうか、なれていますように。

 

 

やっぱり外に出てよかった。

と、思うのでした。

 

 

 

 

笑うのが苦手な人

人ごみが苦手な人

会社が苦手な人

学校が苦手な人

君だけじゃないよ。

明日もいい日になりますように。

  

by  aiko ANN

 

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